自分の殻をぶっ壊せ

2018022001.jpg
 気がつけば2月も後半。先日子どもがインフル発症して、次は自分じゃないかと戦々恐々としております。子どもは予防接種のおかげで、初日にすこし熱が出た程度で翌日から、至って元気です(笑) 今月はいろいろとありまして、生活リズムが狂いまくって中々ルアーを作るモチベーションがあがりません。最近はパソコンでルアーのラフをつくったり、あるものの設計図をつくったりとPC作業中心に進めてます。

 さて、先日スイムテストしてようやく迷宮の出口が見えてきた、シングルスイッシャーのロビン。いやー長かった。今回の試作機は、いままでボツをくらってきた試作機たちの屍を糧に、動きのイメージを考え抜いてブランクのデザインをしました。僕が求めている動きはペンシルのようにスライドターンをするシングルスイッシャー! そして厚さ1mmの肉厚で大きなペラでアピールするというコンセプトでした。このスライドターンっていうのがホント苦労しました。

 これだけ大きくて重いペラならウエイトなしでテーブルターンは容易にするんですよ。でもこれでは前に進む力がない。というわけでカウンターウエイトを入れるんですが、当初つくっていたブランクは頭が細かったので、カウンターウエイトも軽めで、ペラ抵抗に負けてしまって、どーにも動かない試作を量産してました。

 そして動かない試作を十数個作って、ようやく気づくわけです。このブランクでは無理だなと・・・。今回のブランクのひとつ前に、よりペンシルっぽいものを作ってみましたがこれもイマイチでした。で、吹っ切れました(笑)

 なかばヤケクソ気味に考えたのは、大きなペラ抵抗に負けない重いカウンターウエイトを搭載でき、しかもその重さでダイブしないように浮力を確保し、動き出しをよくする平で大きな頭。スライドさせるためにお尻が沈みすぎないようにするための大きなお尻。効果があるかどうかわからないけど、回収時にロールしないようにするためのクビレ(実際ロールしなかったけどね)。という考えを詰め込んだ物が今回のブランクでした。

 結果的にオリジナリティのある形になったし、いままでの自分では描けなかったラインのものができたよね。たださすがにもっさりしてるので、デザインを見直して少しスッキリさせました。ここから今シーズン実釣テストして、さらに詰めていきたいと思います。

広告

目止めの実験

2018021101.jpg
 アユース材を最近よく使うようになってきました。アユースを加工していく中でなにが面倒って木肌に広がる導管の処理。いままでも様々な方法でこの導管を埋めてきましたが、現在はとの粉で目止め処理をしていました。非常に手軽でよかったんですが、不満な部分も見えるようになってきました。そこで不満な部分を改善すべく実験です。

 との粉とは石を細かく砕いたもので、これを水と1:1で混ぜ合わせ、ドロドロになったものを木肌にすり込んで表面を整えていくわけです。しかし水と石の粉なんで水分がとんでしまえば、また石の粉になっちゃうわけですよ。サンディングすると木より削れやすいので、せっかく埋まった部分が凹んでしまったり、ディッピングすると少し流れてしまい、結局また凹むということが起こってしまうわけです。

 で、考えたのが、水の代わりにセルロースセメントととの粉を混ぜて、ようはパテみたいにしてみようというわけです。じゃあ、パテ使えよって思うわけですが、との粉もまだたっぷり残ってるし、もったいないからね。

 まず、ブランクをかなり薄めたセルロースにディッピングして基本的な防水処理をしておきます。

セルロースで混ぜたとの粉をブランクにすり込んでいきます。

乾燥後表面の余分なとの粉をサンディングします。

できあがったものが上の写真の状態。木肌がスベスベテカテカです!

ウレタン吹きつけ前のベース処理があっという間に終わってしまった。
これはいい方法を発見したかも知れない!

いいね

2018020301
 2月ですね。今朝、近所の池にスイムテストに行ってきましたがガイドが凍るほどではなかったので、多少は寒さが緩んできたのかな?でも来週はまた寒くなるって言ってるけどね。春が待ち遠しいです。

 さて、昨夜完成した新作ルアーのピークスと練り直しのロビンの試作機。早速スイムテストしてきました。

 まずはピークス。イメージ通りに左右へキッチリ首を振りながらドッグウォーク。フィッシュテイルが後方で飛沫をあげます。首を振る度に中のラトルがカチカチと鳴っているんだけど、フィッシュテイルの出す水音でよく聞こえない(笑)でもきっと水中には響いているはず・・・。まあコッチに聞こえてもしょうがないしね。今回ウエイト違いで2種類作ってみたけど、さほど違いはなかったな。動きも問題ないしこのまま今シーズン使ってテストしますかね。

 続いてロビン・・・はい、ボツです。スイッシャーって難しいなぁ。

ノッカーペンシル

2018012801
 寒い日が続きますね。ウチの地方も雪が降って通勤に影響が出たりしています。仕事から帰るとウチの中が冷え切っていてなかなか暖まらなくて辛いです。オール電化なんでファンヒーターがないんですよ。導入しようしようと言いつつ、きっとこのまま春を迎えることでしょう。工房にはウレタンコーティングの強制硬化の為に電気ストーブを購入しましたが、これが地味に役立ってます(笑)

 さて、現在鋭意制作中の新作試作機であるフィッシュテールを装備したノッカーペンシル(写真のヤツね)。これがどんな感じで動くのかが楽しみでしょうがないんですよ。で、名前を考えました。

 ピークス picus です。どーぞよろしく。

 ウチのルアーはすべて鳥の名前がついてます。こいつもとある鳥の名前からいただきました。一応ルアーの特徴からイメージできる鳥の名前です。気になる方は調べてみてくださいね。

 ノッカータイプのルアーはずっと作ってみたいと思っていたんですが、ようやく僕の木工技術がアイデアを形にできるくらいまで向上してきたってことで着手しました。最近なーんか調子がいいんですよ。旋盤もミスをすることが少なくなってきたし、やっぱり単純に上手くできると楽しいよね!

new robin

2018012101.jpg
 なかなか思うような動きを出せなかったシングルスイッシャーのロビン。十数個の試作機を試してきましたが一旦白紙に戻し、気分もあらたに形から見直すことにしました。

 形を見直すにあたって、思い出したのは初めてシングルスイッシャーのラフを描いた時のもの。この時はラフだけで実際に作ることなく忘れ去られてましたが、当時から動きのイメージは変わってないので、その数年前のデータを引っぱり出してきてリファインしました。

 さて、どーかね。

見直し

2018011401.jpg
 寒い日が続きますねぇ。そんな中朝っぱらから、先日完成したロビンの試作機のスイムテストに行ってきました。結果は悪くはないけどよくもないって感じ。僕の求めるルアーを動かすのが楽しくってしょうがないという中毒性のある動きにはまだまだですね。しかし今の形ではもう無理なのかなーっと思うわけです。ちょっと形から見直そうかと思います。

 で、写真のブランクは先日インスタに新作のイメージをアップしたテイルブレードを付けたヤツのもの。コレこのままロビンのブランクにも使えそうだな。さて、この新作は外見の特徴はテイルブレードの付いたペンシルですが、ボディ内にラトルを仕込もうかと思ってます。世間でいうところのノッカータイプですね。イメージする動きをするかどうか楽しみです。

ダボ

2018010801
 今回の制作分からウエイトの穴埋めをエポキシパテから木材に変更しました。ルアーを作り始めた当初にもやってみたんですが、上手くできずにあきらめたままでした。あれから3年・・・今ならできそうな気がして挑戦してみた次第です。

 もう一つの理由として、ダボ打ちをあきらめて、次に使ったのは木工パテ。扱いやすくてよかったんですが、ルアー完成後にしばらくすると次第にパテが痩せてしまい穴が開くということが起きました。それから使用したのはエポキシパテ。これは痩せてしまうこともなくよかったんですが、素材として水に沈むということに最近気がつきました。これはウエイトバランスに影響を与えると思い木材に変更することにしました。

 ルアーの動きに影響出るんだろうか・・・。